CHALLENGE - 必要なのは あきらめないことです。

開業ドクターインタビュー

ノガキクリニック

院長野垣 譲二先生

東京・池袋

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私は大学病院、公立病院と28年間勤務医を続けてきて、50歳をとうに過ぎてから(2006年の春ごろ)開業の決意をしました。私の父は開業医であったのですが、すでに20年以上前に他界して廃業しており、何の地盤もなく、開業医としてのノウハウも持っていない状態でした。一方、毎日のようにコンサルト会社から開業を勧めるダイレクトメールが勤務先に届いておりましたが、私の目にはその業者の多くは営利的に映り、依頼しようという気にはなれませんでした。当時、私は都立病院でそれなりの責任ある立場にあり、自らの開業のために時間を割くことができなかったので、私の手足となって動き回ってくれる人を求めていました。2006年の夏、某大手検査会社関連の開業支援担当の人と話をする機会があり、私の考えなどを話したところ、自身の会社ではなく、より小回りが効いて面倒見がよく、最後まで一貫してサポートの仕事をしてくれる人物を紹介してくれました。

それがDCOの山田哲児氏でした。

山田氏は、経験豊富で医院開業に伴う広くかつ詳細な知識を持っており、しかも人柄がすばらしく、私にとって最高の代理人、コンサルタントに巡り会えたと思っています。何度となく、夜おそくに病院の私の部屋に来てもらって打ち合わせをしたことや、日曜日に開業候補地探しのために街を一緒に歩いたことなど、今となっては懐かしい思い出ですが、山田氏は平日の昼間に時間の取れない私の事情に合わせて本当によくやってくれたと思います。2006年の暮れ、ようやく気に入ったクリニック用の物件を見つけて早く決めたいと思っているところに、建物のオーナーから否定的な返事があり、私はあきらめきれませんでした。年末の休みにはいっていることもあり、仲介業者を通じずに、建物のオーナーを自宅まで訪ねて直接お願いをしました。この時も、山田氏は暮れの休みの家族サービスの予定を返上して、遠方にあるオーナーの自宅を検索し、私に同行してくれました。

クリニックの内装を担当する設計事務所の選択も私が満足いくものでした。また、電子カルテや医療機器の選択も各社を私の時間に合わせてデモ機を用意させて呼び寄せるという方法をとってくれて、夜おそくまでに及ぶことがしばしばありましたが、これがなかったら、適切な機種選定をする時間が持てませんでしたし、また、山田氏でなかったらこれは実現できなかったと思います。

2007年4月クリニック開院の予定で計画を進めてきましたが、私は3月末日まで都立病院での仕事があり、2月以後はさらにタイトなスケデュールでした。クリニックの内装工事、賃借契約、雇用、診療所開設届をはじめとする各種の医療機関としての手続き等々。山田氏は、これをほぼ完璧にこなしてくれました。そのおかげで、2007年4月2日池袋にノガキクリニックが開院することができました。

山田氏のDCOはその業績の好調さから、さらに発展、拡大していくと聞いて私も大変喜んでおります。ただ、組織が大きくなり、効率化、分業化が進むと、小回りが効かなくなることが少し心配されます。私は山田哲児氏がオールマイティーで、かつ多くの良心的で優れた業者とのネットワークを持っており、途中で担当者が代わることなく、彼に最初から最後まで一貫して面倒をみてもらったことがよかったと思っています。そのよさが損なわれないように発展されていくことを望みます。

ノガキクリニック

ノガキクリニック 野垣譲二
URL http://www.nogaki-cl.com

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