CHALLENGE - 必要なのは あきらめないことです。

開業ドクターインタビュー

大田じんクリニック

院長高谷 徹先生

 

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私が現在のクリニックを開業したのが平成20年12月です。この場をお借りし、私が開業するにあたった経緯を紹介させていただきます。
医師の働く場所としては大きく教育機関、病院、医院と3つの機関にわかれると思います。この中で、全体的を占める割合としては、病院勤務の医師と医院をご自身で経営される開業医の先生がほとんどだと思います。この構成も年齢別に割合をみると顕著に傾向がでてくると思います。自分の努力、縁、実力、経験、想い、その他により自己実現の選択肢は多くあるでしょうが、ご自身の人生を客観的に見て「開業をするか、しないか」を意思決定する時がくると思います。当時 41歳であった私がその時でした。
意思決定をするにあたり、判断材料として、「ご自身の経験・想いなど」「現在の環境」「将来想定される環境」「今後の医療行政」「家族」「メリット・デメリット」など多面的に検討する必要がありました。

まず考えなければならないことは「メリット・デメリット」と思います。
「メリット」としては一般的に
①自分がやりたい開業医としての医療を実現できる(やりがい)
②定年がない(引退を決めるのはご自身です)
③当直勤務からの開放(体力的な限界)
④経済的メリット(一般的に所得が増加します。しかし今後は勝ち組・負け組に大きく分かれる可能性もありますが)

次に「デメリット」としては
①事業であるためのリスク・ストレス(冷静な時にリスクを想定し、事前対策を練ることや、専門家の相談相手の存在があるか)
②守備範囲の拡大(医師としてだけではなく、経営者、あるときは事務長的な仕事も出てきます)

いま現在開業を考えられておられる先生方もこのデメリットの大きさに足踏みされておられる方が大部分であると思われます。私もその中の一人でしたので理解出来ます。そんな折にディ・シー・オーの山田さんを紹介され、相談にのってもらいました。

まず、開業にあたり現地での集客数や周辺の病院(急変患者の送り先や患者の紹介元)などの調査、そして医師会やこれらの病院へのあいさつ回り。おそらく、これから開業をお考えの先生方も現在は病院勤務でご多忙の中開業を進められておられると存じます。その中で、このようなサポートを受けられることはまことにありがたいことだと思います。ディ・シー・オーでは開業資金のサポートもしていただけるとのことでしたので、気分的にもゆとりが持てました。デメリットの②にもあるように開業とは医業のみではなく、経営も行わなくてはならず。その面でも、医療スタッフの面接や事務長としての医院の運営、保健所の立ち入り調査の対応など多種面でのサポートが受けられました。

これからは、患者の満足度を重視した経営時代(患者の自己負担の増加もあり、患者自身の医療や健康に対する意識が高まっております。また、患者の環境として医院を選択できる立場に近づいております。今後、患者ニーズにいかに対応できるかが成功確率を上げるポイントになるでしょう。)になると思われます。このような経営にたいする専門的なアドバイスも受けられたので、開業に対しての不安はなかったといっても過言ではございませんでした。まったく感謝しております。

太田じんクリニック

太田じんクリニック 院長 高谷徹
URL http://www.yamatoclinicmall.com/jin/index.html

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